作/セリア・リーズ
理論社/1500~1600円
2004年1月完読
■おはなし■
舞台は17世紀のイギリス。おばあさんが魔女として処刑された主人公のメアリーが、それを逃れ新大陸アメリカに・・・・・・みたいな感じです・・・。2冊目は、・・・言うとつまんなくなるのでやめときますね。
■読んでみて■
この第1巻と出会ったのは、中学2年の冬でした。
表紙の女の子と、帯に一目惚れ・・・というか、インスピレーションで買ってしまったのです;もうすっごいハマっちゃった!!!(>□<*)休みの日などは、1日中読んでいた覚えがあります。学校の保健室でも読みました(ぇ)。
2巻のあとがき読むまで、ほんとうにフィクションか、イマイチわからないくらいの語り口です☆読み進めていくと、表紙の女の子が頭の中で動きます(笑)。メアリーがすごいすきです。ハイ。文章がカッコイイとこありすぎ。。。
2冊目にはエフレイムという少年が出てきますが、彼もまた素敵!!「なんだ、そういうことかよメアリー」がもう!!!はぁ・・・。(ため息)<黒いキツネ>も私的にはかっこいいより、かわいいです(ぇ)。「それは母さんのために作ったんだ」みたいなせりふで、もうきゅ~~~~☆★☆です!(末期症状ダ;)お友達2名に貸して、お二方とも良い反応♪嬉しかった♪只今3人目に、2冊まとめて貸し出し中。
解説だかなんかに書いてあって、びっくりしたのは、実際、この世界で「魔女」として告発され、処刑された人がいるということ。十数人くらいだったかな。そのうち1人は男性らしいです。
『気にくわなかったらその人を陥れて処刑しちゃうなんてほんとひどいね』貸して、返ってきた友人からの手紙には、そんなことが書いてありました。
いつの時代も、そういうことは無くならないの?
この前英語でキング牧師のことをやったけど、その黒人差別も酷い酷い。それは20世紀のことで、17世紀を生きた彼女・彼らは、もっともっと・・・・・・ねぇ?
それから、ちょっと前にニュースで北朝鮮のことをやってました。ぼけーっと見ていたので細かいところまで見れなかったのですが、元工作員?だかの人が喋ってたんです。インタビューで。その話の中で、「日本人と義理兄妹の誓いをした」みたいなのがあったんですね。で、その儀式っていうのが、<黒いキツネ>とエフレイムがしたこととほぼ一緒で!!北朝鮮では伝統的な儀式なんだとか。
ちょうどその日、2冊目の270ページを読んだばかりなので、随分驚かされました。
先程とは違う友人からの手紙には、こんなことが。『そんなことして血液型違ったら死んじゃうじゃんねぇ』あぁ。うん。そうだよねぇ。
ともかく1度読み始めたら止まらない、この世界にあなたもハマっちゃいましょう!!(TVショッピングみたい。)学校の図書館にもあるかも。私の学校にはあるから。
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