2004年3月11日木曜日

フラジャイル こわれもの注意

作/辻 仁成
徳間書店/1165円
2003年12月完読

■おはなし■
平凡平凡平凡。突然平凡が自分の前から消えた、スズキケイイチC。

■読んでみて■
今は絶版してるらしいです・・・。1992年出版モノ。マジで一生懸命探して、BOOK-OFFのネット版で発掘することが出来ました♪思いのほかとてもきれいな状態で、すばらしすぎ・・・。今日からは多分演劇人笠原の血がここにもググイと現れます。戯曲も一応本の形になってるし・・・いいよね?ね?うん。

読んでみて、まずほんとにはじめに実感したことは、
「・・・古い!!」
悪い意味ではないですよ。断じて。
聖子ちゃんとか、明菜ちゃんって名前が出てきます。私はこの作品を舞台で拝見したことがあるのですが、その時は「紀香」と「菜々子」だったかな。あははは。とにかく、また何年かしたら、この2人の名前もかわっていくのかと思うと面白いですね。(^^)

平凡だと思っていた道が、実はそれだって、れっきとした冒険。そしてどこかでいつもと同じではつまらないと思う人間。うんうん!!うなずきながら読んでた気がする(はたからみたら少し危ない・・・)。
世界はいつも動いている。それは日々太陽の位置や吹く風のあたたかさでわかる。なのに自分だけここにいるということは、まるで生きていることを拒んでいるみたい。
いつもと同じ---いつも---毎日---エヴリデイ。
全くもって、すべてを、過去と同じようになぞる訳じゃないにしても。
あー。むずかしい話だぁ!!
でもいつかどこかでやってみたいかも。

個人的にあとがきの、「女」のせりふがすき♪
私もそう思うのです。
舞台が終わったあとに、印象に残るのは何?
演出以上に、役者かも。

ごっちゃごちゃー♪ごっちゃごちゃー♪意味不明でごめんなさいー;;;

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